井野口自動車整備工場 の 歴史!
こんにちは、この記事では
「どうして塵芥車に特化し始めたのか」
をお話ししたいと思います。
もともと弊社は、市営の清掃センター(ゴミ焼却場)のすぐそばに会社があります。
先代の社長が今の場所で事業を始めたころ(昭和45年)は、もちろん、ゴミの回収車両(塵芥車)は存在していませんでした。
時代の流れと共に、日本の経済も成長して いろいろな技術も発達して、生活に便利な道具が開発されてきました。
働く車・仕事をする車は、今現在ではいろいろな車が、開発製造され使われています。ゴミ回収車・塵芥車は、今では当たり前のように町なかを走行していますが、日本に塵芥車が導入されたのは1960年代の後半らしいです。我が町 館林に導入されたのは、それから暫らくたってからの事だと思います。
市内で塵芥車が使われるようになってから、塵芥車に故障があると、清掃センターから最寄りの自動車整備工場だった弊社に修理入庫するようになった事がきっかけでした。
先代の社長は、職人気質な人で『自動車の事であれば何でも自社で修理をする』という信念をもって仕事をしていました。
はじめは 塵芥車についての知識は全くなかったようですが、構造や仕組みを考えながら どうにかして修理をする。解からない事があったら、メーカーに問い合わせて情報を得て修理をする事を繰り返していたようです。
塵芥車の種類
日本の人口増加と経済成長と共に、ゴミ問題・環境問題も大きくなり、20年前・30年前から比べると塵芥車の数も増えてきました。
塵芥車は今現在では、一般ごみの収集に使用されるのだけではなく、段ボールの収集作業や造園業者さんの街路樹などを剪定した木々や草刈りをした雑草の収集作業などにも使用されています。いろいろな場面で使用されるようになってきた、塵芥車。
「塵芥車」一見、みんな同じような形をしていますが、実は複数種あります。
塵芥車は、大きく分けて3種類『プレス式』と『回転板式』と『ロータリー式』があります。
プレス式の塵芥車は、積載物を圧縮しながら積込することができるので、積込量を多く積みたい作業に適しています。
回転板式の塵芥車は、家庭からの一般ごみ(生ごみ)などを回収する作業に適しています。プレス式に比べて圧縮する力は少なく、ゴミ袋を壊すことなく、荷箱内に積み込むことができるので、積込時にゴミ袋からの水分が飛び散るなどの事がありません。
ロータリー式の塵芥車は、今は使われているのをほとんど見なくなりました。館林市で所有していた塵芥車が、富士車輌製のロータリー式塵芥車だったのを覚えています。
塵芥車の整備が歴史とともに強みに
今では、町なかで毎日のように見かけるようになった塵芥車、弊社の整備工場でも最近では毎日のように塵芥車の点検や修理で入庫しています。
一口に塵芥車、パッカー車といっても種類があり、それに合った整備があります。またメーカーごとに仕組みが異なる点もあります。
井野口自動車整備工場は、清掃センターのそばという立地を生かして、他の自動車整備工場には無い塵芥車(パッカー車)の整備が多く入ってきます。
立地を生かして、各メーカーの公式認定を受け、塵芥車・パッカー車に強い、他には無い自動車整備工場としてこれからも展開していきたいと思っています。
ぜひ、「塵芥車・パッカー車のことなら 井野口自動車整備工場に」と言われるような整備工場を目指して日々、スタッフ一同とともに頑張っています。