効率の良い仕事をするためにも
こんな経験はありませんか?
回収先(お客様のところ)へ 回収作業に 向かい到着して、回収作業を開始しようとしたらパッカー車が動かないなんて事、ホント困りますよね。
現場到着して仕事ができない上に、お客様に迷惑をかけてしまう!お客様との約束(契約)が果たせません。自分の時間と労力が無駄になってしまいます。そして、お客様からの 信用信頼を失いかねません。
出発前・運行前に作動確認点検を行いましょう
安心安全な作業をするためにも
数年に一度、塵芥車(パッカー車)での回収積込作業中の事故の話しを耳にします。積込作業中に、積込物に作業服の袖が引っ掛かり腕をとられて、投入口の中に引き込まれてしまう、といったような事故です。
身の安全の為にも、作業に適した服装と、安全装置の点検確認は運行前に確実に行いましょう。
パッカー車 運行前にやっておきたい確認事項
仕事開始、出発の前に これだけは やっておきたい確認事項
- PTOの作動確認
エンジン始動後、PTOスイッチを『ON』に切り替えて、運転室内の操作パネルのメイン電源のランプが点灯することを確認をする。 - 積込作動確認
パッカー車の後方へ移動して、後部操作ボックス内の『積込』スイッチを押して、積込作動確認をする。
『積込』スイッチを押した時に、パッカー内の「圧縮板」が『停止位置』→『反転』→『下降』→『圧縮』→『上昇』→『停止位置』の1サイクルの動きが正常で、適切な速度で作動すること。 - 安全装置の作動確認
パッカー車後方の投入口の左右(両側)に「赤い押し釦スイッチ」の『緊急停止スイッチ』と投入口の下側に『緊急停止用プレートスイッチ』が備えられています
『積込』スイッチを押して、積込作動を開始します。
その後、各緊急停止スイッチ(3ヵ所)を押して どの位置でも積込作動が停止できることを確認します。
「動かない」事よりも、「止まらない」事の方が、危険です自分の身の安全の為にも安全装置の点検は確実に行いましょう不具合があった場合には、気づいたときに修理をしましょう。