パッカー車は、仕入れてからどう仕上げるかが大切です
こんにちは。
井野口自動車整備工場の井野口誠です。
今回は、オークション会場で落札したパッカー車を、
積載車で引き取りに行ってきました。
オークション会場で現車を確認し、
車両の状態を見極めて、落札。
そして後日、
会場で積み込みを行い、
そのまま自社工場へ運びました。
パッカー車は、落札して終わりではありません。
むしろ、
ここからが本番です。

オークション会場で見るポイント
中古車の仕入れでは、
ただ価格だけを見て判断するわけではありません。
外装の状態。
内装の状態。
エンジンの状態。
下まわりの状態。
車台の状態。
架装部分の状態。
油圧まわり。
電気系統。
そして、オークション会場で可能な範囲で、
架装部分の作動確認も行います。
特にパッカー車は、普通のトラックとは違い、
後ろにごみを積み込むための機械がついています。
そのため、車両本体だけでなく、
架装部分の状態を見ることがとても大切です。
また、以前どのような業種で使われていた車両なのかも、
状態を判断するうえで大事なポイントになります。
同じパッカー車でも、
使われ方によって傷み方は変わります。
毎日どんな現場で使われていたのか。
どんな物を積んでいたのか。
洗車や清掃はきちんとされていたのか。
過酷な使われ方をしていなかったか。
そういった背景を想像しながら、
実際に次の現場で使える車両なのかを見極めていきます。
中古車には、前の使用者が車両を手放した理由があります。
年式や走行距離だけでは見えない部分。
写真だけでは判断できない部分。
現車を見て、動かして、整備士の目で確認して初めてわかることもあります。
だからこそ、仕入れの段階から慎重に見極めることが大切です。

落札後は、積載車で自社工場へ
今回落札した車両は、
オークション会場で積み込みを行い、
積載車で自社工場まで運びました。
中古のパッカー車は、
落札したその瞬間から商品になるわけではありません。
自社工場へ運んでから、
改めて点検し、必要な整備を行い、
次の現場でしっかり働ける状態へ仕上げていきます。
ここを丁寧に行うことが、とても大切です。
パッカー車は「買って終わり」ではありません
パッカー車は、現場で働く車です。
走るだけではなく、
ごみを積み込む。
排出する。
安全に作業する。
そうした役割があります。
だからこそ、
中古車として仕入れたあとに、
どこまで確認し、
どこまで整備し、
どこまで仕上げるか。
ここが重要になります。
外から見ただけではわからない部分もあります。
動かしてみて初めて気づくこと。
点検して初めて見えてくること。
整備士の目で見ないと判断しづらいこと。
そういった部分を一つひとつ確認しながら、
次に使う方が安心して現場で使える状態を目指します。
仕入れから整備・販売・レンタルまで一貫して行っています
井野口自動車整備工場では、
パッカー車の修理だけでなく、
中古車販売やレンタカー事業も行っています。
仕入れて、
運んで、
点検して、
整備して、
仕上げて、
必要な方へ販売・レンタルする。
この一連の流れを、自社で一貫して行っています。
だからこそ、
ただ車両を右から左へ流すのではなく、
整備工場としての目線で車両と向き合うことができます。
次の現場で、しっかり働ける一台へ
パッカー車は、街の清潔・社会の環境を支える大切な働く車です。
だからこそ、
次の現場でしっかり働ける状態にして送り出したい。
中古車であっても、
その車にはまだまだ役割があります。
落札して終わりではなく、
そこから点検・整備・仕上げを行うことで、
また新しい現場で活躍できる一台になります。

まとめ
今回は、オークションで落札したパッカー車を、
積載車で引き取りに行った時の様子をご紹介しました。
中古パッカー車は、
落札して終わりではありません。
ここからが本番です。
状態を見極め、
自社工場へ運び、
点検・整備・仕上げを行う。
その積み重ねが、
次の現場で安心して使える一台につながります。
こうした仕入れや整備の裏側も、
これから少しずつ発信していきたいと思います。