ブログがつないでくれた、一台のパッカー車。
こんにちは。
井野口自動車整備工場の井野口です。
今日は、とても嬉しかった出来事をご紹介したいと思います。
先日、東京都で造園関係のお仕事にパッカー車を使用されているお客様から一本のお電話をいただきました。
「ブログを読んで電話しました。」
その一言から始まったご縁です。
ご相談の内容は、
・エンジンチェックランプが点灯してしまった。
・排気ガスをきれいにするマフラー(DPDマフラー)が正常に再生しない。
との事でした。
お話を伺うと、修理先を探されていたそうですが、思うように対応してもらえず、インターネットで検索する中で弊社のブログへたどり着いてくださったそうです。
遠く離れた東京都から群馬県館林市まで。
決して近い距離ではありません。
それでも、
「専門的に診てもらいたい。」
そう思っていただけたことが、本当に嬉しく、整備士として身の引き締まる思いでした。

ブログを書き続けていて、本当に良かった。
以前、私は現代ディーゼルエンジンやDPDマフラーについて、4回シリーズの記事を書きました。
正直なところ、
「専門的な内容だから、どれだけの人に読まれているのだろう。」
そんなことを思う時もありました。
でも今回、
「ブログを読んだから相談しました。」
という言葉をいただき、書き続けてきて本当に良かったと思いました。
現場で経験したこと。
整備士として感じたこと。
そして、
「壊れてから直す」のではなく、「壊れる前に守る」。
そんな整備に対する考え方を発信してきたことが、困っている方へ届いたのです。
これほど嬉しいことはありません。
まずは、本当の原因を探ることから。
今回の車両は、いすゞエルフのパッカー車です。
電話だけでは、本当の原因は分かりません。
排気ガスをきれいにするマフラー(DPDマフラー)が原因なのか。
それとも、別の原因が隠れているのか。
車の修理は、思い込みで部品を交換してはいけません。
大切なのは、
「なぜ、その部品が壊れたのか。」
そこまで考えることです。
まずは車両をお預かりし、一つひとつ状態を確認しながら、本当の原因を探っていくことにしました。
整備士として嬉しかったこと
今回一番嬉しかったのは、修理のご依頼をいただけたことだけではありません。
「困った時に、このブログを思い出していただけたこと。」
そのことが何より嬉しかったです。
これからも、
パッカー車で困っている方が必要な時に、このブログへたどり着けるように。
現場で感じたことや、整備士として大切にしている考え方を、これからも発信し続けていきたいと思います。
次回予告
診断を進めると、DPDマフラー内部の触媒が破損していることが分かりました。
しかし、そこで終わりではありませんでした。
実は、その後、ある専門家から一つのアドバイスをいただきます。
「インジェクターも確認した方がいいかもしれません。」
なぜ、そのアドバイスがあったのか。
そして、私が最終的にインジェクターを交換しなかった理由とは。
次回、現場で実際に行った診断と判断についてお話しします。